フリーランスに転身しやすい職種として注目されているのが「Webライター」です。フリーランスWebライターは自分の自由な時間に働けるのが魅力ですが、「なり方がわからない」「未経験から案件を獲得するまでの手順がわからない」という方もいるでしょう。
不安になる気持ちもわかりますが、現役のフリーランスライターとして活動している方も最初は何もわからないところからスタートしています。本記事で紹介しているなり方・手順のステップ通りに行動していけば、しっかり稼げるようになります。

私もWebライターのフリーランスとして活動している時期がありました。ライター初心者でも資格があればすぐに案件獲得できるものもあります。体験談を交えた上で紹介していきます!
- パーソナルWebライティングスクール
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知識ゼロから月収30万円が目指せる!現役Webライター講師によるマンツーマンレッスンの講座
- 金融特化ライターマスター講座
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稼げるジャンルとして人気の「金融」に特化したWebライティングスクール。受講価格も安く良心的です!
- みんなのカレッジ
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クラウドワークスが運営するオンラインスクール!クラウドワークスでの案件の取り方も伝授してもらえます。
フリーランスライターはどんなお仕事?
Webライターのお仕事は、主に企業のオウンドメディアやプレスリリース、デジタル誌などのあらゆるWeb媒体における記事を執筆することです。
専門的な資格やスキルを必要としないため、文章力があれば誰でもWebライターになることができます。
ここでは、フリーランスライターの業務内容と年収について詳細に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
フリーランスライターの業務内容
フリーランスライターのお仕事は下記の通りに分類されます。
Webライターの種類 | 業務内容 |
---|---|
Webライター | Web媒体に掲載する記事を執筆 |
SEOライター | 検索エンジンを意識した記事を執筆 |
コピーライター | 広告やLPに掲載するキャッチコピーを執筆 |
トラベルライター | 旅行関連の記事を執筆 |
フードライター | レストランや食などグルメ関連の記事を執筆 |
ブックライター | 書籍(デジタル書籍含)の執筆 |
取材ライター | 取材した内容を記事として執筆する |
ルポライター | 社会問題を現地調査した上で記事に執筆 |
以前までは、取材ライターやフードライター、ブックライターといった職種がフリーランスとして活動するのがメインでした。
しかし、インターネットやSNS普及でWeb媒体の記事に移行するようになり、Webライターやコピーライターといった職種が主になりつつあります。
フリーランスライターの年収
「フリーランス白書2023」によると、フリーランスライターの約6割は、年収400万円未満であることがわかります。自由な働き方を体現しながらも、全国の平均年収レベルで稼げると言えるでしょう。
中には年収500万以上のフリーランスもいます。平均年収以上に稼いでいるフリーランスは、記事の文字単価が2円〜5円と高い傾向にあります。1記事2〜5万円で執筆できるのであれば、フリーランスでも十分に稼ぐことができるでしょう。



私がWebライターとして活動していたときは月収20〜30万でした!
【体験談】フリーランスWebライターのなり方
筆者はWebライターのフリーランスとして活動していたのが、大学4年生〜社会人1年目までです。学生時代にベンチャーのITテック企業でアルバイトをしていました。その中でSEOを学ぶ機会があったため、その知見と実績を生かして副業からWebライターに挑戦しました。
全くの未経験からスタートというわけではなかったので、月収20万円に到達するまでも時間を要しませんでした。
私のように、企業からお金をもらいながらスキルを身につけていきたい方は「方法2:企業で働いた後に独立してWebライターになる」で紹介しているなり方を参考にしてみてください!
未経験からフリーランスWebライターになるには?
未経験からフリーランスのWebライターになる方法は、主に以下3通りです。
- 方法1:スクールに通ってWebライターになる
-
こんな人におすすめ 経済的に余裕がある。FBをしっかりもらいたい。案件獲得までサポートしてほしい。
- 方法2:企業で働いた後に独立してWebライターになる
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こんな人におすすめ 稼ぎながらスキルを身につけたい。企業で得た実績を強みとしている。
- 方法3:独学でWebライターになる
-
こんな人におすすめ ゆくゆくフリーランスとして活動したい。自分のペースで進めたい。
ここでは、フリーランスWebライターのなり方をステップごとに解説します。案件獲得方法も簡単に紹介しますので、ぜひ実践してみてください。



おすすめの方法は1です!経済的に余裕がある方はぜひスクールを検討ください。
方法1:スクールに通ってフリーランスWebライターになる
Webマーケターやライティングスクールに通ってフリーランスライターになる方法です。
Webオンラインスクールでライティングスキルを習得します。オンラインスクール、案件獲得サポート付きのスクール、案件紹介が可能なスクールなどがさまざまなので、お金やライフスタイルに合ったスクールを選びましょう。
- パーソナルWebライティングスクール
-
知識ゼロから月収30万円が目指せる!現役Webライター講師によるマンツーマンレッスンの講座
- 金融特化ライターマスター講座
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稼げるジャンルとして人気の「金融」に特化したスクール。受講価格も安く良心的です!
- みんなのカレッジ
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クラウドワークスが運営するオンラインスクール!クラウドワークスでの案件の取り方も伝授してもらえます。
スクールである程度スキルを身につけると同時並行に、クラウドワークスやランサーズなどのアウトソーシングでお仕事を探します。スクールで身につけたスキルと執筆した記事を成果物として、どんどん案件に応募していきましょう。
ある程度アウトソーシングで実績を身につけたら、より高単価の案件を紹介してくれるフリーランスエージェントに登録して継続案件を獲得しましょう。
企業とのコネクションがあって直接交渉ができる方は、エージェントでなくともOKです!


方法2:企業で働いた後に独立してフリーランスWebライターになる
筆者の私がフリーランスWebライターになった方法です。学生や第二新卒、20代でフリーランスを検討している方におすすめです。
広告代理店やWeb制作会社ならレベルの高いコピーライティングやライティングスキルが身につきます。さらに、お金を稼ぎながらディレクターやエディターから直接FBがもらえるのもポイントです。
ライティング以外にもマーケティングスキルやクリエイティブ制作スキルなども同時に身につけられる可能性があり、フリーランスとしても独立しやすいでしょう。
IT系の転職に強いリクルートやマイナビ転職などを使って就職&転職活動するのがおすすめです!
学生であれば、アルバイトやインターンでスキルを身につけることもできます!
企業で働きつつ、その実績をもとにアウトソーシングや副業サイトを活用してフリーランスの準備を進めましょう。
いきなりフリーランスになるのはリスクが高すぎます。副業で案件獲得のコツを学んだりコネクション作りを始めてみたりと、少しずつ行動していくのがおすすめです。
ある程度アウトソーシングで実績を身につけたら、より高単価の案件を紹介してくれるフリーランスエージェントに登録して継続案件を獲得しましょう。
企業とのコネクションがあって直接交渉ができる方は、エージェントでなくともOKです!


方法3:独学でフリーランスWebライターになる
独学でフリーランスWebライターになる方法は、自分のペースでフリーランスになりたい方におすすめです。書籍やSNSの発信内容から知識を学び、トライ&エラーを繰り返していくことで実現できるでしょう。
Webライターは特別な資格が必要ないので、独学からフリーランスとして働く方も多いです。ライティングに関するノウハウを発信しているブログやSNSも多いので、知識を身につけるのも難しくはありません。
独学で学んだことを実践するためのブログを作りましょう。インプットするだけではスキルは身につきません。ライティングに慣れるには実践あるのみなので、ブログを作ってどんどんアウトプットしていきましょう。
ポートフォリオとして見せることができる上、アクセスが稼げたら収益を得られる可能性があります。
副業サイトやアウトソーシングを活用して案件の獲得を目指しましょう。この時、ブログがあればポートフォリオとして提出できます。
未経験・初心者なので文字単価は1円未満の契約がほとんどになるかもしれません。しかし、実績作りとして考えれば低単価でも契約するのがおすすめです。
ある程度アウトソーシングで実績を身につけたら、より高単価の案件を紹介してくれるフリーランスエージェントに登録して継続案件を獲得しましょう。
企業とのコネクションがあって直接交渉ができる方は、エージェントでなくともOKです!


実績も何もない状態だと案件の獲得に難航する可能性があります。案件獲得できなければ、フリーランスとして活動できません。しっかりスキルやノウハウが身につけられるか不安な方は、下記のようなライター体験も検討してみてください。
- Webライター未経験・初心者
- できるだけお金をかけずWebライティングを学びたい人
- お金をもらいながら知識と成果を得たい人
フリーランスWebライターになる前に知っておくべきこと
フリーランスWebライターになりたい方が事前に知っておくべきことを2つお伝えします。知らないとトラブルや後悔する可能性がありますので、必ず押さえておきましょう。
副業から始める
いきなりフリーランスとして活動するのではなく副業から始めましょう。フリーランスに転身しても、案件の獲得ができなければ稼ぐことはができません。経済的に不安定な状態が続く可能性があり、業務に支障が出る可能性があります。
また、会社員とフリーランスでは働き方が全く異なります。慣れるまでに時間がかかるので、副業から始めて徐々に慣れていく形が理想です。
最初は本業との両立で大変かもしれません。本業に支障が出ないように記事数を調整するなど、無理のないようにスケジュールを調整することをおすすめします。



フリーランスになってもスケジュールや資金管理は大事!副業のうちに慣れておくとフリーランスになったときに困りませんよ。
ライティング関連の法律を勉強する
Webライターになるなら絶対に押さえておきたいのが、ライティングに関する法律です。知らずにWebライターを始めてしまうと、大きなトラブルになってしまうことがあります。フリーランス活動にも影響を及ぼす可能性がありますので、下記は必ず押さえておきましょう。
- 著作権法
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著作物などに関する著作者等の権利を保護するための法律です。他者の文章をそのまま使用するのは著作権侵害の行為にあたります。
- 薬機法
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医薬品等の品質や有効性、安全性を確保するための法律です。医薬品や医薬部外品、化粧品に分類されるのが特徴。化粧品や健康食品の広告でも効果・効能の記載について厳しく規制されています。
- 景品表示法
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誤解を与えることなく商品やサービスを消費者に提供するための法律です。「不当表示の禁止」と「景品類の制限及び禁止」の項目があります。誇大表現が当法律の侵害行為に値します。
未経験でも稼げるフリーランスWebライターのジャンルは?
Webライター未経験でも、医療や法律、金融系などの専門的知識や国家資格があれば十分に稼げる可能性があります。
誰でも手に取ったことがある商品の内容を執筆するのと、国家資格を持っている方にしかわからないことを執筆するのとでは価値が大きく異なります。
実際に募集している案件を見ると報酬の違いが一目瞭然です。
求人サイト名 | ITプロパートナーズ |
求人名 | マネー/投資メディアでのSEOライターの案件・求人 |
想定月収 (稼働日数) | 〜70万(週3日) |
必須スキル | ・webライター経験1年以上の方 ・スムーズなコミュニケーションがとれる方 ・長期契約が可能な方 |
ご覧の通り、案件例1の金融系メディアのライティング案件の報酬が高いことがわかります。
他、未経験でも知識や資格があれば稼げるジャンルとしては下記の通りです。
- 保険(FP資格があれば高単価)
- 不動産(宅建資格があれば高単価)
- IT、SaaS系
また、BtoC(一般消費者に提供する商品)よりBtoB(企業に提供する商品・サービス)のほうが単価は高い傾向にあります。未経験でWebライターに挑戦するなら、すでにお持ちの知見やスキルが活かせる業界の案件を選びましょう。
稼げるフリーランスWebライターになるには?


未経験でも稼げるジャンルはありますが、継続して収入を得ることができなければフリーランスWebライターとして活動することができません。
ここでは、実際に私が経験してわかった稼げるフリーランスWebライターになるためのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
高単価の案件を獲得して実績を作る
稼げるフリーランスのWebライターになるなら、高単価の案件を獲得してどんどん実績を作っていくことに集中しましょう。
活動し始めた頃はクラウドワークスやランサーズなどのアウトソーシングで案件獲得をしたいくと思いますが、慣れてきた半年〜1年を目安にフリーランスエージェントを活用しましょう。
アウトソーシングは低単価の案件が多い傾向にありますので、収入の限界があるかと思います。詳しくは下記記事で解説しているので併せてお読みください。


より高いスキルが求められますが、残り3つのポイントを実践すれば稼げるフリーランスWebライターになることができます
- ITプロパートナーズ
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週2〜3日の案件が豊富!デザイナー、マーケター、ディレクターなど、幅広い職種の案件を紹介。副業を探している方におすすめです!
- クラウドテックワークス
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アウトソーシング最大手のクラウドワークス社が運営。フルリモートOKの案件が豊富です。週2〜3日の案件も紹介しています。
- レバテックフリーランス
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週4〜5日の案件が豊富で安定して稼ぎたい方におすすめです。平均年収は862万円と業界トップレベル!
- エクストリームフリーランス
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ITエンジニアを中心とした案件が多いが、マーケターやディレクター、ライターなどのクリエイター向け案件も豊富に扱っています。
個人ブログを始めて発信&収益を得る
個人ブログをブログを始めてライティングスキルを磨くことです。ブログは学んだスキルをアウトプットする場として活用するのはもちろん、有益な情報発信で収益を得ることもできます。
継続して運用していけば、稼げるブロガーとして独立することも可能です!
フリーランスのWebライターならポートフォリオとしてブログを提示することで、他ライターより有利になりますよ!
また、ブログを運用することでWebライターでは得られなかった新たな発見や知識を得られるかもしれません。ブログを運用するデメリットはないと言っていいほどメリットばかりなので、ぜひ取り組んでみましょう!
専門性や得意領域を絞る
得意な領域を絞って専門性を高めることで稼げるWebライターに近づくことが可能です。「未経験でも稼げるフリーランスWebライターのジャンル」で記載した通り、市場価値や需要のあるジャンルの知見を深めれば高単価案件の獲得が期待できます。
Webライティングのスキルを高めつつ、資格取得を目指すことでより選ばれるフリーランスのWebライターになれます。
ライティング以外のスキルを身につける
ライティング以外のスキルを身につけられると案件獲得の際により自己アピールできます。
たとえば、筆者の場合ですと、ライティングスキルに関わる校正・校閲スキル、SEOに強い構成案の作成の実績を積んで自己アピールするように意識していました。
さらに、ディレクターやSNS運用のスキルを身につけて実績を残し、Webマーケター・ディレクターとして企業のサイト運用のお仕事をいただいています。今、Webライティングの案件はやっていませんが、SNS運用やディレクションの中でライティングスキルはめちゃくちゃ活きています。
このように、フリーランスWebライターとして稼ぐならライティングに関わるスキルを身につけていきましょう!
未経験でもフリーランスWebライターになれる!
未経験でも、本記事で紹介したなり方通りに進めていけばフリーランスのWebライターになれます。なり方は、「オンラインスクールでスキルを受講する方法」「企業に転職して独立する方法」「独学で目指す方法」の3つです。
どのやり方も正しいステップを踏めばフリーランスのWebライターになれます。さらに稼ぐフリーランスになるためのとっておきの方法も伝授しましたので、ぜひ実践してみてください。
- パーソナルWebライティングスクール
-
知識ゼロから月収30万円が目指せる!現役Webライター講師によるマンツーマンレッスンの講座
- 金融特化ライターマスター講座
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稼げるジャンルとして人気の「金融」に特化したスクール。受講価格も安く良心的です!
- みんなのカレッジ
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クラウドワークスが運営するオンラインスクール!クラウドワークスでの案件の取り方も伝授してもらえます。