クラウドワークス独自の制度である「プロクラウドワーカー」や「トップクラス」。認定基準を満たしたワーカーに与えられるTOPクラスの集団を意味します。
今回は、プロクラウドワーカーとして活躍する筆者が「認定されるとどうなるのか?」「認定されるメリット」「プロクラウドワーカーになってさらに稼ぐ方法」などを解説します。
今からプロクラウドワーカーを目指す方だけでなく、プロクラウドワーカーになった方にも役立つ情報を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
クラウドワークスの「プロクラウドワーカー」とは?

プロクラウドワーカーはクラウドワークスが定める基準を満たした方に与えられる称号です。クラウドワークスではプロクラウドワーカーを以下のように定義しています。
全クラウドワーカーの中でも、下記の基準を満たしている
プロクラウドワーカー|【クラウドワークス】
一部のプロフェッショナルだけが、プロクラウドワーカーとして認定されます。
さらに、プロクラウドワーカーの中でもより獲得報酬が高い方は、「TOPクラス」として認定されます。

私はプロクラウドワーカーもTOPクラス認定も経験済み。職種別の契約ランキング上位にも入った実績があります!


プロクラウドワーカーの確認方法
プロクラウドワーカーの確認方法は、自分のプロフィールから確認することができます。




「自分の公開ページを確認」のページにて、プロフィール画像の下にプロクラウドワーカーのマークが表示されているか確認しましょう。TOPクラスはアカウント名の右横にある「PRO Crowd Worker」のマークと一緒に表示されます。
また、プロクラウドワーカーに認定されたら登録しているメールアドレスにも通知がいくようになっていますので、見落としがないようにしっかりチェックしておきましょう!
クラウドワークスのプロクラウドワーカーに認定されるメリット
クラウドワークスのプロクラウドワーカーに認定されるメリットは以下の通りです。
- プロクラウドワーカー専用のページに掲載される
- 高単価案件や優良企業の案件を優先して紹介してもらえる
- クラウドワークスのサイト内やクライアント向けのメルマガで紹介してくれる
プロクラウドワーカーに認定されると、企業への露出が多くなりスカウトが増えます。また、プロフィールにプロクラウドワーカーのマークが表示されるので、案件獲得もしやすくなります。
プロクラウドワーカーになると稼げるのか?
企業への露出やスカウトが増えるメリットはありますが、「プロクラウドワーカー=クラウドワークスで稼げる」ということにはなりません。ですから、プロクラウドワーカーになることを目的にするのではなく、あくまで稼ぐためのステップとするのがいいでしょう。
プロクラウドワーカーになってもっと稼ぎたい方は、記事後半の「プロクラウドワーカーになってさらに稼ぐ方法」にて詳しく解説していますのでお楽しみに!



プロクラウドワーカーに認定されたからといって翌月から高単価案件がバンバン出てくる、なんてことはないので要注意!
クラウドワークスのプロクラウドワーカーになるためのコツと認定基準


クラウドワークスでプロクラウドワーカーになるための認定基準は以下の通りです。
- 納品完了率90%以上
- 総合評価4.8以上
- 獲得報酬額 月間200位以内
- スカウト数5回以上
- コミュニケーション評価4.8以上
- プロフィール&自己PR 入力済
プロクラウドワーカーの認定基準を満たすコツを解説していきます。
納品完了率90%以上
納品完了率は、企業から業務を請けて納品まで完了した割合です。「実行力」の観点から評価対象になっています。最後まで誠実にお仕事をすれば自然に達成できる項目なので、初心者でもそんなに難しくないでしょう。



企業側が納品完了してくれない場合はクラウドワークスにすぐに報告しましょう!
総合評価4.8以上
総合評価4.8以上は「顧客満足度」の観点より評価対象となっています。総合評価を上げるためには、スキルはもちろんコミュニケーションやスピーディーな対応なども意識して取り組まなければなりません。
誠実に対応していれば問題なく達成できるかと思いますが、スキルによって左右されるケースもあります。スキルに見合うかどうかを案件を選ぶ際に意識するのもポイントです!
獲得報酬額 月間200位以内
獲得報酬額 月間200位以内は、「売上実績」の観点より評価対象となっています。認定基準の中でも特に難易度が高い項目です。しかし、「過去1年に1回以上」が条件なので、1年以内に高単価案件を受注できれば達成できます。
筆者がプロクラウドワーカーに認定されたときは、月10万〜20万円稼いでいたので月10万円を超えれば満たすことができます!



クラウドワークスはスポットで受注している方が多いので、月10万円ぐらいでもランクインできます!
スカウト数5回以上
過去1年間でスカウトを5回以上受けることが条件です。「指名されているかどうか」の観点より評価対象になっています。
クラウドワークスでは、プロフィールや実績・ポートフォリオをしっかり記載していれば企業側から多くスカウトされます。初心者、プロ関係なくスカウトは比較的多いイメージがありますので、プロフィールをしっかり記載していれば問題なく達成できるでしょう。
コミュニケーション評価4.8以上
コミュニケーション評価は、「対話力が高い」という観点より評価対象になっています。コミュニケーション評価で4.8以上を目指すなら以下のポイントを押さえておきましょう。
- 企業からのメッセージは「24時間以内」に必ず返信すること
- 相手が伝えようとしていることを汲み取り、行動する
- 適度なコミュニケーションを心がける(必要以上に質問しない等)
企業からのメッセージや依頼に対してスルーするのは低評価につながります。社会人のマナーとして当たり前ですが、平気にスルーする方が意外と多いので意識して行動しましょう!
プロフィール&自己PR 入力済
プロフィール&自己PRが入力されていれば達成できる項目なので、難易度は低いでしょう。より高評価を目指すならスキルや実績、ポートフォリオもしっかり記載しておきましょう!
プロクラウドワーカーになってさらに稼ぐ方法
プロクラウドワーカーになれる方は、よりスキルが高く稼げるポテンシャルがあります。プロクラウドワーカーになってクラウドワークスでどんどん案件を受注していくのもいいですが、より稼ぐなら下記の方法を実践しましょう!
- フリーランスエージェントを利用する
- ブログやSNSで発信する



プロクラウドワーカーになってもクラウドワークスで稼ぐのは難しいのが現実なんです…。
クラウドワークスで稼げない理由に関して解説している記事もありますので、あわせてご覧ください。


フリーランスエージェントを利用する
クラウドワークスでプロクラウドワーカーになる頃には、実績やスキルもある状態になっているので、よりレベルの高い案件を獲得するのがおすすめです。クラウドワークスが運営しているエージェントサービス「クラウドワークス テック」に登録してより単価の高い案件を獲得してください。
クラウドワークスは副業、初心者向けなので単価も高くありません。ガッツリお金を稼ぎたいなら今すぐにフリーランス向けのエージェントに登録することをおすすめします。
- ITプロパートナーズ
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週2〜3日の案件が豊富!デザイナー、マーケター、ディレクターなど、幅広い職種の案件を紹介。副業を探している方におすすめです!
- クラウドテックワークス
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アウトソーシング最大手のクラウドワークス社が運営。フルリモートOKの案件が豊富です。週2〜3日の案件も紹介しています。
- レバテックフリーランス
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週4〜5日の案件が豊富で安定して稼ぎたい方におすすめです。平均年収は862万円と業界トップレベル!
- エクストリームフリーランス
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ITエンジニアを中心とした案件が多いが、マーケターやディレクター、ライターなどのクリエイター向け案件も豊富に扱っています。
とくにITプロパートナーズは週2〜3日でフルリモートの案件が豊富です。スキルのヒアリングも丁寧で幅広い職種の案件を紹介してくれますので、プロクラウドワーカーの方や目指す方はぜひ登録しておきましょう。
\週2〜3日のリモート案件多数!/
ブログやSNSで発信する
プロクラウドワーカーはその分野の「プロ」なので、持っているスキルや知識をブログやSNSで発信していくとより稼ぐことができます。
Webサイトのデザインスキルを持っているなら、デザインに関するコンテンツを作って販売することができます。発信を継続していけば、企業に見つけてもらい案件獲得につながることも。ブログやSNSのマーケティングスキルが身につくので、発信して損は絶対にありません!
プロクラウドワーカーになって高額案件を獲得しよう!
プロクラウドワーカーになるとクラウドワークスでスカウトが増えたり、高単価案件を優先して紹介してくれたりとさまざまなメリットがあります。企業の露出が増えて案件が獲得しやすくなるでしょう。
しかし、プロクラウドワーカーになったからといって確実に稼げるわけではありません。プロクラウドワーカーになれる方はフリーランスエージェントを利用してより高額案件を獲得したり、SNSやブログで発信したりすることで今よりもっと稼ぐことができます。
あくまでもプロクラウドワーカーは稼ぐためのステップにすぎません。プロクラウドワーカーを目指しつつ、稼ぐために次のステップにもチャンレンジしてみてください!